ACTIVITY
活動報告
冬のこの時期の肩こりや腰痛の原因をひも解く
2021/12/17
こんにちは。プーラヴィータの今井です。
来週はいよいよクリスマス♪ 福岡もクリスマス目前にやっと冬らしい(?)寒さを迎えています。
冬には冬の、夏には夏の、季節さながらの気候を感じらせることが、
日本が日本たる所以ではないでしょうか。
四季折々とはよく言ったもので、最近ではそれが失われつつあるように感じられるのは、私だけ・・・?
さて、今回は冬の寒い時期に多い、肩こりや腰痛などに関する話です。
よく、肩が固い、腰が固いっていう表現をすることがありますよね。

それは筋肉が固くなるということであり、ではそもそも筋肉が固くなるって
どういうことなのか・・・。それを少しひも解いていきます♪
肩こりや腰痛の原因となる筋肉の硬直のお話です。
筋肉はミクロ的にみると、筋原線維という細胞でできています。
その中でアクチンとミオシンという繊維状のもの(タンパク質)が重なり合って
動きを作るのです。
- アクチン … 細い筋線維
- ミオシン … 太い筋線維
これらが何かしらの原因で、動きか悪くなってしまった状態が、筋硬直と言われます。
この原因というのが、例えば
- 動かすために必要なエネルギー(ATP)が不足している
- カルシウムの不足による2つのフィラメントの滑りの悪さ
このようになります。
エネルギーの不足は血流が悪くなっているせいです。
カルシウムの不足は、例えばカフェインの摂取過多だったりします。
お仕事で事務作業が多い方、ヤバくないですか?
ずっと座りっぱなしで、しかもコーヒーを手元において・・・
そりゃあ肩も凝ってきますよ、ということになります。
なるべくして成っている・・・。
Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
こんな感じで筋硬直が起こってしまうと、どうなるかというと
- 乳酸がカラダに溜まります
- 水素イオンがこれに反応
- その反応を刺激としてポリモーダル受容器がキャッチ
- 痛みを伝えるC線維(神経線維)が痛みの信号を中枢神経に送る
- 痛みやハリ感などの不調を訴える
こんな感じです。
とりあえず、気をつけることは
- 血流を良くする
- 同じ姿勢をずっと続けない
- コーヒーなどのカフェインをたくさん摂らない
こんなことに気をつけて寒い冬を乗り切りましょう♪
では、次回は上記に出てきたポリモーダル受容器についてのお話です。
意外に知られていない、痛みの原因などもわかるかも・・・
乞うご期待!!