ACTIVITY

活動報告

骨盤底筋群【インナーユニット】

2022/10/12
体幹

こんにちは、プーラの今井です。

今回の体幹インフォメーションは、インナーユニットの3つ目の「骨盤底筋群」です。

(横隔膜)https://fukuoka-puravida.com/activity/20220805-1269/

(腹横筋)https://fukuoka-puravida.com/activity/20220903-1289/

 

骨盤底筋群は特に女性の方は聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?

よく女性誌でも取り上げられたりしています。

また骨盤というワードが、カラダの大切なところなのだというイメージに繋がりやすかったりもしますね。

実際に、この骨盤底筋群が女性によく知られるきっかけになったのが、

骨盤底筋群の強化(?)で、尿漏れ予防!

というようなフレーズです。

実際には尿漏れというのは、女性だけの問題ではないのですが、女性に悩んでいる方が多いということからです。

なかなか他の人には言いにくい悩みかもしれませんが、そうだからこそ、トレーニングすることで良くなるのであれば、素晴らしいことですね!

そんな「骨盤底筋群」を今回は見ていきます。

 

骨盤底筋群


骨盤底筋群とは、インナーユニットの中でも特に横隔膜と連動性が強い場所です。

横隔膜が上がると、骨盤底筋群は底辺がすぼまっていきます。

横隔膜が下がると、底辺が広がっていきます。

このように横隔膜が家で例えると、屋根の部分だとすると、骨盤底筋群は床、または土台に当たる部分です。

ユニットを上下で支えているのですね。

骨盤底筋群は、骨盤の底の穴(骨盤腔)を塞ぐようについている複数存在する筋肉の総称で、

肛門を締める動きなどがあります。

また膀胱や直腸、子宮などの内蔵器を正しい位置に収めるような働きもあります。

特に排便や排尿などを調整するために、出産や運動不足などその骨盤底筋群が

緩んだり傷ついたりすると尿漏れや頻尿などのトラブルにつながるわけです。

他には、

・便秘がちでトイレに行っていきまないと出ない方

・アレルギーや喘息などで頻繁に咳やくしゃみをする方

・トレーニングの時に骨盤底筋群を意識しないで腹筋をしている方

このような方は、ここが弱っているまたはスイッチが入れられない方が多いようです。

骨盤底筋群に負担がかかってしまっているわけです。

気を付けてくださいね!

排尿や排便のトラブルは特に加齢とともに出てくる印象が多いのですが、

若い世代の方も例外ではありませんし、

早いうちからトレーニングや意識をすることが必要です。

ここでポイントとなるのは、骨盤底筋群は横隔膜以上に使っている感覚、

締めている感覚などを感じにくいため、十分に訓練する必要がある部位でもあります。

まずは呼吸でその部位を意識して使ってみてください!