活動報告
デトックス効果【ファスティングinfo】
今回は、 デトックス効果 についてのお話です。
ファスティングの効果として、有害物質を解毒・排泄していく
と言われています。
その解毒や排泄が、いわゆるデトックスです。
実際にこのデトックス効果は2つあると言われています。
①体脂肪の燃焼
②解毒たんぱく質の機能改善
です。
何やら難しいことのようですが、分かりやすく解説します。
まず①の体脂肪の燃焼です。
体脂肪燃焼
ファスティング中(断食期)には、日頃に比べて食べ物の摂取(供給)が減少します。
しかしカラダは活動をするために、エネルギーを作り出さなくてはなりません。
そのエネルギー源は、主には糖質だったものを、このファスティング期には体内の脂肪を使う。
体内の脂肪を使わざるを得ない状況になります。
脂肪をエネルギー源として活用する際に、もともと脂肪に蓄積していた
有害物質が脂肪から離れて、体外に排泄されやすい状態を作るのです。
これが1つ目のデトックス効果と言えます。
次に②の解毒たんぱく質の機能改善です。
解毒たんぱく質の機能改善
解毒において重要な内臓器官は、肝臓です。
肝臓には主に3つの解毒たんぱく質があります。
それは、「メタロチオネイン」「シトクロムP450」「グルタチオン」です。
正直、私もここまで詳しくは知りませんでしたので、調べた内容をお伝えします。
・「メタロチオネイン」…重金属の処理を専門とする
・「シトクロムP450」…重金属以外の化学物質を処理するのが専門
・「グルタチオン」…重金属と化学物質の処理をする
細胞の中にはたんぱく質が働くためのシステムが備わっていて、
たんぱく質の働きの環境を整えたり、不要なものはリサイクルするような働きがあります。
そこが管理されているのですが、いわゆる有害物質と言われるものが体内に取り込まれたりすると、
細胞がダメージを受けて、そのたんぱく質の品質を管理するシステムが誤作動を起こすのです。
その結果、解毒たんぱく質が正しく働かなくなり、デトックス効果が減少してしまいます。
そこでファスティングを行うことで、有害物質を排泄するためにたんぱく質の解毒作用も正常に働きだすということにつながるのです。
肝臓の働きが良くなることにつながるのです!
(参照:「断食力」で脳と体が若返る 株式会社大洋図書)
本来私たちのカラダに備わっている機能を正常化するだけのことなのですが、
なかなかそうはいかないのが現代の食生活だと言えます。
ファスティングのデトックス効果はいかがでしょうか?
この効果は「痩せた!」「ウエストが引き締まった!」などというような目で見える効果ではないために、
なかなか分かり難い部分ではあります。
しかし、
「カラダがいつもよりもすっきりと感じる!」
「目覚めが良くなった!」
「体が軽く感じる!」
このような内なる感覚に気づかれるはずです。
その時にはカラダの中のデトックスが行われているはずです。
【過去の記事】
⑤ 断食の効果