活動報告
体幹の連動性(下半身)【体幹info】
こんにちは。プーラの今井です。
ワールドカップも終わり(いや、終わってはないのですが…)、
にわかサッカーファンの私も熱くなるものがなくなった今日この頃ですが、
ここは気分を入れ替え、熱く語っていこうと思います!
さて、前回までは体幹のインナーユニットの話が続きました。
今回は、体幹の連動性についてのお話です。
体幹の連動性(下半身編)
体幹の連動性というと仰々しくて、難しそうですが、
簡単に言うと、体幹を使うための下半身と上半身のお話です。
まずは下半身から。
実際に私たちはカラダを使うときに腕・脚を動かしますよね?
いくら体幹を鍛えても、スムーズに脚が出なければ、動きは作れません。
体幹と下半身をつなげているところが重要で、そこのところが下半身との連動性ということになるのです。
ここでいえば、股関節が連動部分で重要なのです。
大腿骨と体幹をつないでいる、骨盤にある「股関節」です!
股関節がスムーズに動くことで、太ももや下腿、足先までの動きを表現できます。
またここで重要な筋肉は、「腸腰筋」ということになります。
腸腰筋は、股関節の動きを担う重要なインナーマッスルであり、
背骨(腰椎辺り)~大腿骨の内側にかけて存在します。
腸腰筋はインナーユニットの中の横隔膜とつながっています。
ですから体幹と下半身の連動性(動き)は、横隔膜から腸腰筋のラインが大切だと言えます。
横隔膜と腸腰筋ライン
動作の軸としては、鼠径部(股の部分)とみぞおちがポイントです。
この部分が上に上がると、スムーズな動きの向上につながり、
(股関節と横隔膜が上がる感覚)
この部分が下に下がると、安定感の向上につながります。
(股関節と横隔膜が下がる感覚)
ですから、このラインを上下に動かすことで、パフォーマンスの向上になると言えます。
もし、このラインの動きを認識しないでいると、腹直筋(いわゆる腹筋)や大殿筋(いわゆるお尻の筋肉)に力が入ります。
これはアウターマッスルなので、力みながらの動きになるということで、
結果パフォーマンスが低下するのです。
段々と難しい話になってきましたが、
要するに、
力を抜いているわけではないけれど、リラックスした(インナーユニットなどにスイッチが入った)状態で
下半身を動かすことが、体幹と下半身の連動性が高いということになります。
まずは大事な部分を抑えておきましょう♪
股関節、腸腰筋、みぞおち、鼠径部
これらが下半身の連動性のキーワードです!
次回は上半身の連動性のお話です。